WAKAPONが贈る全日本モトクロス観戦の心得

 

私WAKAPONが、全日本モトクロス見た事無いと言う人のために、少しずつ簡単にではありますが、全日本モトクロス熊本大会観戦について思ったままにおしゃべりしようと思います。

全日本モトクロス観戦の心得 1

まず、モトクロスとは、オフロードタイプのオートバイにより行われるオフロードレースの一種です。
オフロードのレースには大きく分けるとモトクロス、エンデューロレース、ラリーの3種類に分けられます。簡単に説明すると、モトクロスはスプリントレース、エンデューロは何時間かを走る耐久レース、ラリーは小規模なものは1日から大規模なものは何日間もかけて決められたチェックポイントを走り抜くレースです。

今回の全日本モトクロスはこのモトクロスレースの中で国内最高峰のレースです。
スプリントレースですから、簡単に言えば、決められたコースを決められた時間内で一番多く走った人が勝ちというわけで、日本全国を転戦して行われます。

レースはクラス分けがされていて、国際A級、国際B級に分かれています。
それぞれのA、Bの中でさらに、250ccクラスと125ccクラスに分かれています。一番速い人達がいるのが国際A級250ccクラスです。
レースの順位によりポイントを獲得し、各クラスにおいて年間で獲得ポイントが多かった選手がその年のチャンピオンになるわけです。
下のクラスの人たちは、ポイントを稼ぐことにより上のクラスにステップアップすることができます。
実際は国際A、Bの下にも国内A、Bというクラスがあるのですが、このクラスの選手は全日本選手権に参加することは出来ません。国内A、Bの選手はまず地方選手権で戦ってポイントを稼ぐことにより国際B級に昇級します。地方選手権であがれるのは国際B級までで、国際A級に上がるためには、この全日本選手権を転戦してポイントを獲得しなければならないのです。

さらに今年からは正式にレーディースクラスが開催されることになりました。
女性でも男顔負けの走りを披露してくれます。

今日はこんなところで。
明日は参加チームについて書いてみようかなと思います。

全日本モトクロス観戦の心得 2

さて、第2回目です。
今日はこのレースに参加するチームと車両についてちょっとだけお話ししましょう。

レースに参加しているチームを大きく分けると、ワークスなどと呼ばれているオートバイメーカーのファクトリーチームと、プライベーターと呼ばれる非メーカーチームとに分けることが出来ます。
ファクトリーチームとは各メーカーが自分たちの威信に懸けて送り込んでくるチームで、勝つことを第一目的として、ライダー、マシン、チームスタッフ、機材等、全てにおいて最高の布陣で戦いに望んできます。
国内4メーカー、4チームだけがこれに該当します。

一方プライベーターには、それこそピンからキリまであります。
バイク屋さんや有名なレースチームなどが母体になっている有力な大チームから、最小単位では個人参加の人まで、様々なチームがあります。
これは会場に行くと一目でその違いが分かります。
百聞は一見に如かず、会場にて皆さんの目で確かめてみてください。

次に車両について、レースに参加する車両はレース専用に作られたもので、ナンバーを付けて街中を走っているオフロードタイプのバイクとは作りが違います。
これも会場にて現物を見ていただいた方がいいですね。
これらのマシンにも当然ファクトリーマシンとプライベーターが使う一般市販車との違いがあります。
一見同じように見えるのですが、別物です。何と言ってもファクトリーはお金の懸け方が違います。高価な材料を惜しげもなく使用していたり、市販車には搭載されていない新技術を盛り込んでいたり、とにかく勝つために考えられる全てをつぎ込んだマシンといえます。
これに対し市販車は、ファクトリーマシンで得られた技術等を盛り込み、我々一般人に手が届く範囲で作られたマシンです。
これらモトクロスレース専用のマシンをモトクロッサーと呼びます。
モトクロッサー達は各メーカーのチームカラーを身にまとっています。
ホンダなら赤、ヤマハは青、スズキは黄色、カワサキは緑、といった具合です。
さらに最近は環境問題からモトクロッサーのエンジンがいままで2ストだけだったのが、4ストエンジンを搭載したものが走るようになってきました。
4と2とじゃエンジンの見た目も排気音も全く違います。
それは見なけりゃ分からないですね。

この様な違いを現地で、実際に自分の目で確かめながらレースを楽しむのも一つの手です。

それでは今日はこのへんで。
明日は会場となるHSRのコースについてお話ししましょう。

全日本モトクロス観戦の心得 3

さて今日は、レースの会場となるHSR九州についてお話ししましょう。
そもそも何処にあるのか、熊本の大津にあります。
もうちょっと詳しく説明すると、大津の本田技研工業熊本製作所の敷地内にあります。

コースとしては、オンロードとオフロードと2つのコースを持っています。
今回全日本モトクロスコースが行われるのは、もちろんオフロードコースの方です。
オフロードコースは1周、約1.5km。シングル、ダブルジャンプ、ウォッシュボード、テーブルトップ等々を組み合わせたテクニカルなコースです。

コースと観客の間はロープで仕切られるだけなので、迫力の走りをすぐ目の前で見ることが出来ます。
その変わりと言っては何ですが、観客席と言ったものは一切ありません。
コース以外全て地面です。
HSRの場合コースに沿って結構自由に動き回れます。
よって自分が見たいポイントに行って、じっくり見学できます。
またモトクロスの良いところに、選手と観客の距離がとても近いというところがあります。
メーカー所属のトップライダーなんかも結構その辺をうろうろしていたり、ファクトリーチームのパドックの間近まで行くことが出来ますので、ワークスマシンをじっくり見学することも出来ます。

コースの見所としては、スタート直後の第一コーナー、そのあとの2連ジャンプ、そして最後の大テーブルトップあたりじゃないでしょうか。
迫力といった意味ではそういったジャンプ系が見ていて分かりやすいのですが、 通はやはり、こまかいコーナリングやウォッシュボードなどのよりテクニカルなセクションで、トップライダーたちがどのようにマシンを操っているのか、なんてところを見ていたりします。

この様に全日本モトクロスも開催されるHSRのコースは一般の人でも走ることが出来ます。
自分のOFFバイクが無くても、レンタルバイクがあるので気軽に走ることができます。
全日本の選手達がなにげに走っているコースが、本当はどれだけ走るのが難しいか、皆さんも一度体験してみてはいかがですか。

では次は、レース見るときゃこんな格好で行こう!
をお送りします。

全日本モトクロス観戦の心得 4

さて今回は、レース見るときゃこんな格好ということで、服装や、あったら便利な物などについてお話ししましょう。

モトクロスを見に行く時の服装に関して一番に言えることが、「汚れてもいい服装で行くこと」です。
会場となるモトクロスコースはアスファルトで覆われたロードコースとは違い、コースも観客のいる場所も土、土、土。
晴れればかなりの土埃、雨が降ればドロドロの泥。
晴れた日に一日モトクロスを見ると、気づかないうちにかなりの量の土埃を頭からかぶっています。
汚れてもあまり気にならない服を着ていきましょう。

次に足もと、靴についてです。
HSRの場合、駐車場からコースまで多少歩かされます。
そしてレース観戦中も、より楽しめるポイントを探してコース脇をウロウロ移動したりします。土の上を結構歩くことになるので、スニーカー等の歩きやすい靴が良いでしょう。
もし雨が降るようであれば、もう泥だらけになっても後悔しない靴か、長靴があればBESTです。

次は頭、HSRには観戦のための日陰はありません。
お天気がいい場合には、やはり帽子があった方がいいかもしれません。もしくはタオルでほおっかむりするとか、土埃よけにもなります。
次は日焼け対策について、前にも述べたとおり日陰がありません。ですから日焼けの気になる人は、日焼け対策をお忘れなく。

土埃対策、ここで何度も出てくる土埃。
レースマシンが掻き上げる土埃が、風向きによってはモロに見ている私達の方に飛んできます。
コンタクトしてて埃に弱い人なんかは、これが結構やっかいなんです。
もし、OFF用のゴーグル、もしくはスキー用のゴーグルなんかを持っていたら、それをするのが一番の防御方法です。
変な格好と思うかもしれませんが、モトクロスの会場では“通”の人としてみられます。決して変じゃないです。
ゴーグル無くても、サングラスとかあれば少しは違うかも。
自分の身体に関してはこんな所です。

あったら便利グッズ。
・レジャーシートもしくは小型の折りたたみ椅子。
 HSRには観客席といったものはありません。
 長時間立ったままの観戦はキツイです。
 土の地面に気にせずそのまま腰を下ろせる人はいりませんが、やはりあった方が便利でしょう。
・サインペン、色紙。
 有名どころのライダーのサインが欲しければ必需品でしょう。
・日傘
 暑さしのぎに
・飲み物、弁当
 恐らく場内でもお店が出てお弁当や飲み物を販売しますが、
 並ぶのがいやって人は、予めコンビニなどで調達しておきましょう。

気分はピクニックで行きましょう。

全日本モトクロス観戦の心得 5

その年のレース事情について事前情報を集めてみよう。
レースを見に行くと決めたら、独自に情報集めなんかをしてみてはいかがでしょうか。
例えば、本屋さんに行ってオフロード専門の雑誌を見てみましょう。
九州ラウンドの前にあった全日本のレース結果や、ファクトリーチームの紹介などが載っています。
また、各オートバイメーカーのホームページを見ても各ファクトリーチームの紹介や、レース結果が載っています。
そして、当日のタイムスケジュールや、会場までのアクセス情報なんかが載っているのがMFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)のホームページです。モトクロス以外の情報も載っていますので、一度覗いてみてください。MFJで検索すればすぐに見つかります。
その他にもインターネットを使って「モトクロス」をキーワードに検索してみれば、いろんな情報を得ることができるでしょう。
皆さんもモトクロス博士になって、よりレース本番を楽しみましょう。

全日本モトクロス観戦の心得 6

今回で最後、観戦前日の心得。

前日は早く寝ること。

以上!


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